Care4こんな症状が出たら

こんな症状が出たら

花枯れ

症状:
開花しているお花が枯れる。

原因:
開花した状態で届いたお花が枯れてしまった場合は、輸送中のストレス、温度、湿度などの環境の変化が原因だと思われます。
尚、お客様の元に届いてから開花したお花が枯れてしまう場合は、高温、低温、老化などの原因が考えられます。特に老化が原因の場合は、株に近い部分から枯れてきます。

対策・予防:
一度枯れてしまったお花は元には戻りません。咲いているお花を出来る限り長く楽しんで頂けるように以下の点に注意して下さい。

  • 最高温度を30 度以下、最低温度を8 度以上に保つ。
  • 湿度は30%以上に保つ。

30%以下になるとお花が枯れやすくなります。湿度調節に霧吹きを使用される場合は、お花が痛む原因となりますので、花びらにかからないよう注意して下さい。
※ 輸送梱包用の和紙や、ラッピングなどは出来るだけ早く外して下さい。

 

つぼみ枯れ

症状:
つぼみはできるが、黄色くなり枯れる。
ついていたつぼみが黄色くなり取れる。

原因:
ダニや水不足によって枯れることもありますが、多くの場合、急激な温度変化、乾燥などの原因が考えられます。
一度、枯れて黄色くなったつぼみは元に戻ることはありません。

対策・予防:

  • 温度は出来るだけ高温は30 度以下、低温は15 度以上に保つ
  • 昼間の最高温度と夜間の最低温度の温度差を15 度以下にする
  • 湿度を30%以上に保つ
    (30%以下になるとお花が枯れやすくなります。湿度調節に霧吹きを使用される場合は、お花が痛む原因となりますで、花びらにかからないよう注意して下さい。)

 

根腐り

症状:
根が黒くなり、脱水状態となる。

原因:
水のやり過ぎ、水分が多い状態での低温、高温による蒸れなどが原因です。

対策・予防:
水やりの頻度を減らして下さい。株元の奥の方まで指を入れ状態を確かめて下さい。
ミズゴケが乾燥した状態になってからの水やりでOK です。
水やりの頻度は以下を参考に、株の状態を確認しながら行って下さい。

夏季…2 週間に1 回程度/冬季…4 週間に1 回程度
春秋期…3 週間に1 回程度

また、植え替えの際などに枯れていた根は切り取って下さい。
根腐りをおこさないよう、水遣りは最低限にし、夏季の最高温度、冬季の最低温度に気を付けて下さい。
夏季は風通しの良い所に置くのも効果的です。

 

下葉の黄化

症状:
葉が下から順に黄色くなって落ちてくる。

原因:
1枚ずつ数ヶ月にわたり、葉が落ちるのは老化の可能性がありますが、数枚同時に落ちるのはほとんどの場合、細菌が原因です。
リゾクトニア菌、ピシウム菌、フザリウム菌などの影響であることが多いです。また、夏季は高温によるストレス、冬季は低温障害などでも黄化することがあります。一度、黄色くなった葉は元に戻ることはありません。

対策・予防:
黄色くなってしまった葉は無理に取ってしまわず、軽く引っ張って取れるようになるまでは付けて置いて下さい。
水の遣り過ぎに注意すること、少し乾燥気味位の方が細菌による黄化は防げます。風通しの良い所に置くのも効果的です。

 

軟腐病

症状:
葉の内側が液化し軟化した部分ができ、急激に腐敗する。
腐敗部分は悪臭を放ち、溶けて繊維質のみが残る。被害株は枯死し、干からびる。

原因:
気温33 度以上の高温多湿期に多く発生します。
腐敗性の病気は数多くありますが、この病気は病原菌が分泌するペクチン分解酵素による悪臭を伴うのが特徴です。但し、悪臭自体は軟腐病の病原菌が発しているのではなく、他の細菌によるものです。

対策・予防:
軟腐病は最高気温が33 度を超える頃から多く発症します。
気温が上がり始めたら風通しの良い直射日光が当たらない所に置き、水遣りを控えめにして下さい。
基本的に発症してしまった株を治すことは出来ません。発症した場合は、他の株と隔離し、隔離後、患部より株元に近い位置で大きめに切り取り、切り口は早めに乾燥させて下さい。使用したはさみは必ずライターで炙り殺菌して下さい。また、手などに液化した葉が付着した場合は他の株に触る前に必ず石鹸で洗って下さい。
処置後、10 日位経過しても切り口から発症しなければ問題ありません。夏季が過ぎるまで、水遣りは最小限で栽培して下さい。

 

葉の日焼け

症状:
まずは葉が水ぶくれのようになる。その後3日ぐらいかけて葉の1部が乾燥し部分的に枯れた状態になる。

原因:
直射日光などにより日焼けします。特に夏季は、光が強く温度が高い為、直射日光に関わらず非常に日焼けしやすいです。

対策・予防:
日焼けしないよう、直射日光は絶対に避けて下さい。
強すぎる光は胡蝶蘭に悪影響を及ぼします。
光の目安は影ができるかできないか位の程度です。特に季節の変わり目は、日光が当たる場所が変化する為、置く所に注意して下さい。
一度、日焼けしてしまった葉は元には戻りませんが、その後、置く場所を変えて頂ければ広がることはありません。日焼けした箇所も光が弱いところに移動させれば、それ以上悪化することはありませんので、切ったりせずそのままの状態で栽培して下さい。

 

胡蝶蘭の育て方 Q&A